2018神戸地域支部総会 支部長ご挨拶

本日はお忙し中、明治大学校友会神戸地域支部総会にかくも多数お集まり
頂きありがとうございます。
日頃より支部運営には皆様から一方ならぬご支援を賜わり、壇上からでは
ございますが感謝並びに厚く御礼申し上げます。
誠にありがとうございます。
今年度で私が神戸地域支部長を拝命し早くも
10年目を迎えます。
10年ひと昔とはよく言ったもので長いようで
もう10年かと本当にあっという間に思える10年
でもあります。
因みに10年前にはこんなことがありました。
・大阪府知事に橋下徹氏
・iPhoneが発売
・麻生内閣発足
・北京オリンピック開幕
・ノーベル賞日本人4人受賞
・アメリカ大統領バラク・オバマ当選
日本の総理大臣は政権交代もありあれから幾人も変わりました。
大阪知事も変わりました。
アメリカではオバマからトランプです。
そう考えますと私の10年は結構長いですよね。
この間、紆余曲折、山あり谷ありでしたが皆さまからの温かくも厳しい
叱咤激励を頂戴しながら支部運営に邁進してまいりました。
そんな中で私は就任当初より一貫として「楽しい校友会」を標榜してまい
りました。
私の考える楽しい校友会の姿とは・・・。
後輩は先輩を慕い、敬い、尊敬の念を抱きながら大切に想い接する。
先輩は後輩を人生の先達として教え導き優しく愛おしく見守る。
先輩と後輩とはそんな関係が前提だと思います。
そこに揺るぎない強い絆が生まれ育まれ、
はじめて同窓としての楽しい交わりができると思います。
それが明治の伝統、校友会のあるべき姿だと信じています。
この考え方は今や神戸の大事な大事な理念です。
その基本理念に則り神戸では
先輩、後輩が同窓として楽しく集えるようなイベントやクラブ活動など
その機会を沢山作っています。
おかげさまでそれぞれのイベントには毎回多くの先輩、後輩校友が楽しく集
っている風景を見ることができます。
そんな姿を見るのは支部長としての遣り甲斐でもあり同時に誇りでもあります。
一つでも二つでも結構です。
これからもお時間があれば気楽に気軽に足を運んでください。
年齢、性別、老若男女関係ありません。
あるのは「明治」というただ一つのキーワードだけです。
さて、本日の本題です。
この場をお借りし神戸地域支部長として今年度の活動方針について述べさせて
いただきたいと思います。
方針は次の5項目です。
基本的にはこれまでの方針を踏襲しながら更なる深化、強化を目指
します。そして新たに5項目目を追加しました。
(一)男女若手の校友会活動」への参画推進(キーワードは継承、伝承、新陳代謝)
(二)役員の積極的役割分担と人材登用(キーワードは責任と人材育成)
(三)顧問報告会継続開催(キーワードは先人に学ぶ、歴史の伝承)
(四)MKC活動の推進(キーワードは校友会活動の理解と母校への認知)
(五)多様なSNSの促進(キーワードは校友間の情報共有、交流の場設置)
それでは一つづつ具体的に説明します。
(一)「男女若手の校友会活動への参画推進」について
平成30年度も新鮮で活気ある若いエネルギーを校友会に注入できるよう
積極的にその参画を促してゆく所存です。
これは執行体制のスムーズな次世代への「継承」理念の「伝承」はもとより組織の
未来に向けた発展は「新陳代謝」にありとの考えに基づくものです。
将来若手が中核として活躍できる組織作りを目指します。
(二)「役員の積極的役割分担と人材登用」について(キーワードは責任と人材育成)
組織の中枢であり裏方でもある役員については各担当の役割と責任を明確にします。
同時に相互扶助の精神に立脚した組織作りを目指します。?
今年度も一層それぞれがより強い責任感をもって役割に任ずるのはもとより相互に
役員や将来の役員候補でもある若手広報が積極的に協力し合い「楽しい校友会」実現
に向け一致団結する組織作りを目指します。
各イベントは原則としてそれぞれ前年度と同じ担当役員が企画、集客、運営、顛末に
至るまで責任をもってその任にあたっていただく事とします。
加えて若手を中心にやる気のある校友は積極的に「広報」へ登用してゆきたいと考え
ています。役員、広報が常に情報を共有しそのベクトルを揃え共に汗を流す組織運営
を実践します。
(三)「顧問報告会継続開催」について(キーワードは先人に学ぶ、歴史の伝承)
神戸地域支部草創期及び阪神淡路大震災の際に物心両面から神戸地域支部を支え
尽力していただいた恩人であり尊敬に値する大先輩方に「顧問報告会」と称して
年2回程神戸地域支部の現状や活動状況を報告する機会を設けています。
その席上 色々とご相談させていただきその都度、叱咤激励に加え適切なアドバイス
や応援の言葉を頂戴しています。
今年度もその期待にお応えできるようこの活動は続けてゆきたいと思っています。
今、神戸地域支部があるのは正に先輩方のお陰です。
その恩は決して忘れてはならないと肝に銘じその歴史を伝承してゆきます。
更に先輩方の貴重なご意見は真摯に受け止め支部運営に反映させてまいります。
(四)「MKC活動の推進」について(キーワードは校友会活動の理解と母校への認知)
今年度も神戸ならではのMKC活動を中心に「老若男女が楽しく集える校友会」
をモットーに多くの校友と信頼関係を築き絆を更に深めてゆけるよう努力
したいと思っています。
※MKCは明治神戸倶楽部(Meiji Kobe Club)の略称。この「MKC」は明治大学
校友会所属会員、非会員を含む明大OB、現役大学生、及びそれらの家族、友人並びに
明治ファンなど「明治」を共通のキーワードにした極めて広い範囲の明治関係者を
意味します。
よって「MKC」が冠に付くイベントやクラブ活動は特に参加制限のない明治関係者
が楽しく集う場ということになります。
これらを通して「明治」の輪を広げ校友を含む明治大学関係者の絆をより一層深め
信頼関係を醸成、新規校友増、校友組織拡大を図ることに役立て、引いては母校明治
大学の地域社会への認知・評価向上に寄与することに繋がると思っています。
併せてMKC活動は校友会本部が掲げるスローガン「明治はひとつ」を具現化するも
のでそれに則した活動でもあると確信しています。
(五)「多様なSNSの促進」について(キーワードは校友間の情報共有、交流の場設置)
神戸地域支部は2011年よりHP、ブログ、メルマガ、FB、Twitterなど全国校友会の
先駆けとして多様なSNSを取り入れ活動報告や母校の情報発信を積極的に実践しています。
加えて今年度からLINEでも「明治校友会神戸ひろば」と称した新たなLINEグループを
作り校友間の情報の共有、交流の場を設けています。
このLINEの登録については後ほどご説明させていただきます。
これら多種多様なSNSを通しての情報発信から各イベント、クラブ活動への関心を促し
校友会活動への理解を深めてゆきます。
以上の方針に則り役員一同結束して今年度の神戸地域支部の運営にあたります。
校友の皆様方には今後も引き続き何卒貴重なアドバイスとともにご意見、ご協力を
賜ればと思っております。
最後になりますが神戸としてはこれからも「楽しい校友会」を追及し続ける
姿勢に全く揺るぎはありません。
その為に私を含め役員も広報の若手も最大限の努力をしてまいります。
何卒皆さまのご理解、ご支援、ご鞭撻を賜ればと思います。
簡単ではありますが活動方針に併せて支部長のご挨拶とさせていただきます。
ご清聴ありがとうございました。
