2017年4月ビジネスクラブ参加報告

本日はたくさんの質問をいただき大変嬉しかったです。
リスクマネジメント業界について、船級という切り口で話題を選ばせていただきました。 利害関係の無い第三者の評価が必要になるときがあること、海事業界のプレーヤーについて
知っていただけたら嬉しいです。改めてありがとうございました。
前田和雄(H17理工院)
ビジネスクラブに参加いたしました。
船舶関連業界以外の方には「船級とは」を一言で説明する事は難しいのですが、
講義では、一般的に分かりやすく説明していただきました。
第2段として、船舶は財産としての新造船・中古船売買の視点やISO 認定といった
面の講義も面白いのではの思います。
DNVGL認証は現在最も信頼性が高い評価となっております。
安藤裕行(S48工学研究科流体力学専攻)
私は長年ポートアイランドに住んでおり船舶の往来を見て過ごしてきましたが
その寄港や荷上げには協会の厳しい審査によって得られた『船級』というお墨
付きが必要であることを、今回の前田さんによる講話で理解致しました。
以前から船舶の融資スキームについての知識はあったのですが信用の裏付けに
船級協会という存在があったことは目から鱗です。当日は前田さんの研究室の
先輩である安藤先輩もおられ、分かりやすく絶妙な補足を頂き理解度が倍増
しました。
講演を聴きながら昨今の船舶事故を嘆き、船級協会の存在意義を認識したのは
私だけではないと思います。残念ながら協会が検査のハードルを高めたり法令
が見直される背景には悲劇の教訓があり、あらためて安全安心の貴さ・有り難
さを思います。
さて、講師の前田さんは日本ホッケー協会の国際委員会委員という肩書きもあ
り、アカデミックなナイスガイ。お人柄にも触れられた楽しい講演でした。
ありがとうございました。
(S57年法卒 田中豊)